家庭学習で行き詰まり。低学年のうちから公文式か思考力系塾かどちらが良い?
小学1年の娘ですが、家でのドリル学習に飽きてしまい、最近は勉強を嫌がるようになってしまいました。今のうちから机に向かう習慣をつけさせたいと思い、塾を検討しています。計算力をコツコツ鍛える公文式のような学習法と、パズルなどを使い思考力を養うタイプの塾、どちらがこの時期のお子さんの成長に良い影響を与えるでしょうか。
小学1年の娘ですが、家でのドリル学習に飽きてしまい、最近は勉強を嫌がるようになってしまいました。今のうちから机に向かう習慣をつけさせたいと思い、塾を検討しています。計算力をコツコツ鍛える公文式のような学習法と、パズルなどを使い思考力を養うタイプの塾、どちらがこの時期のお子さんの成長に良い影響を与えるでしょうか。
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私であれば、公文式か思考力系塾かという二択ではなく、「そのお子様がどこでつまずいているか」を見極めることが最も重要だと考えます。 低学年では、「計算が苦手」「文章題が苦手」と見えるお子様でも、実際には認知処理に課題があるケースが少なくありません。 例えば、低学年で大切にしたい力として、 ワーキングメモリ(頭の中で情報を一時的に保持する力) チャンク化(関連する情報をひとまとまりとして捉える力) 方略選択(より負担の少ない解き方を選ぶ力) があります。 具体例を挙げます。 小学1年生で学習する「10のまとまり」を作る計算では、 2+9 という問題に対し、「9を8と1に分けて考えましょう」と指導されることがあります。 もちろん間違いではありませんが、多くの大人は無意識のうちに2を1と1に分けて、 「1+9=10、あと1で11」 と考えています。 これは、頭の中で保持する情報が少なく、認知的な負担が小さいためです。 つまり、「答えを出すこと」だけでなく、「脳が楽に処理できる方法を選ぶこと」も大切な学習なのです。 また、文章題でも次のような違いがあります。 男子は5人います。女子は男子より2人少ないです。女子は何人ですか。 この問題は比較的解けるお子様が多いです。 一方で、 男子は5人います。男子は女子より2人少ないです。女子は何人ですか。 と表現を変えるだけで、急に正答率が下がることがあります。 計算ができないわけではなく、「どちらを基準に考えるか」という情報を頭の中で保持する負荷が高くなるためです。 一般的には「国語力」や「問題演習不足」と言われることが多いのですが、低学年では認知処理の仕組みに着目してサポートすることで、大きく伸びるお子様も少なくありません。 そのため、公文式・思考力系塾のどちらを選ぶかよりも、 「お子様がどこでつまずいているのか」を見極め、それに合った学習を選ぶこと が、低学年では最も重要だと考えています。
小学校に入学して最初の壁ですね。おうちでの学習に飽きてしまうのは、ドリルが単調に感じられているサインかもしれません。お子さんを思うからこそのお悩みですね。 低学年の塾選びでの具体策を2つ提案します。1つ目は「体験授業でお子さんの表情を観察すること」です。公文式のように「できた」を積み重ねて達成感を得るのが好きなタイプか、パズルやゲーム感覚で「なぜだろう」と考えるのが好きなタイプか、お子さんの反応を見てみましょう。2つ目は「学習習慣作りを目的とするなら通いやすさを最優先すること」です。週に何回も通うのが負担にならない距離が大切です。 この時期に最も重要なのは「勉強は楽しいものだ」という感覚です。どちらのタイプであっても、お子さんが笑顔で「また行きたい!」と言える場所を、焦らずに選んであげてくださいね。